東京でウォーホル(版画・シルクスクリーン)の買取なら

2020/02/22 ブログ
ウォーホル エレクトリックチェアーズ

初めに


1987年の2月22日にアメリカの芸術家アンディ・ウォーホルが逝去しました。生涯現役でいることができる芸術家としては59歳という若さで亡くなりました。

アンディ・ウォーホルは世界で最も知られている芸術家と言っても過言ではないと思います。アメリカ戦後美術を代表する作家で『ポップアート』という新たなコンセプトを生み出しました。また、セルフプロデュースも優れていて銀髪のカツラに黒づくめの服で注目を集めました。ウォーホルに関する書籍や伝説は多く作品のクオリティもさることながら作家自身の影響力も計り知れないです。

ポップアートの簡単な用語解説や、現在の市場価値などを美術品専門の買取業者の目線から紹介します。

 

アンディ・ウォーホル作品の評価|バブル期よりも価値は上昇


日本国内で流通している作品の多くはシルクスクリーンという技法で制作された版画作品ですので、ここでは版画作品に焦点をあてて現在の買取相場を紹介します。

結論から申し上げますと、バブル期と比べて値段が上がっている数少ない作家です。日本では1986年から1991年までにバブル景気と言われる奇跡的な好景気がありました。その時は資産価値がつきそうなものはすべて値上がりして今では考えられないほどの値札が付いていました。美術品も資産価値の一つとして驚くほどの価格で取引されていて、バブル崩壊後には不動産やゴルフ会員権などと一緒に価値が下落しました。ウォーホルの没後前後が丁度日本のバブル経済が始まった頃なので、ウォーホルの作品も同様に販売価格が上がっていましたがバブル崩壊後の一時的な値下がりがあったものの、現在は当時の販売価格よりも高い価格で流通されています。

実際にウォーホルの作品を買取する際は「当時買った金額より高く売れている」との声をよく聞きます。つまり、没後の相場が不安定な時期を乗り越えて現在は高い水準の評価を得ています。

 

アンディ・ウォーホル作品の具体的な相場


版画作品で最も評価が高いのは『マリリン・モンロー』をモチーフにしたシリーズです。1967年に色違いで10種類存在します。この中でもピンクとブラックの色を中心に摺られた作品は1000万円以上の買取価格がつきます。他の色でも500万円以上です。

ウォーホルは数多くの連作を制作しており『フラワー』、『キャンベルスープ』、『神話』などがあり、どれも100万円以上の買取価格となり、相場は高い水準で安定しています。

 

しかしながら、アンディ・ウォーホルの作品はシートの折れや破れ、シルクスクリーンのワレ、カビなどのダメージが発生している事が殆どです。現物を確認してからダメージにより想定していた金額より下がることは多々あります。

 

ウォーホルの代名詞「ポップアート」とは?


ポップアートとはアンディ・ウォーホルやロイ・リキテンスタインなどの作家を総称した表現方法のジャンルです。

本来芸術は高尚で美しいものというイメージを打ち壊すように街中にあふれる大量生産品や通俗的なイメージを作品にしました。

ウォーホルは大量生産・消費社会の象徴を反復した作品が特徴的でロイ・リキテンスタインはアメリカンコミックスを拡大模写した作品が特徴的です。芸術作品は高尚だという概念を打ち壊したアートです。

大衆文化の象徴である大量生産品(キャンベルスープ、ブリロ・ボックス等)や有名人(マリリン・モンロー、ミック・ジャガー、エルヴィス・プレスリー等)のイメージを借用して、同じイメージをシルクスクリーンで大量に作り出すことで通俗的な社会への皮肉や芸術界への抵抗が見て取れます。

 

ウォーホル作品の今後


ウォーホルの作品は作品数の多さと需要のバランスが良く安定的な相場を形成しています。ポップアートの第一人者なので歴史に名を刻み大幅な価値の下落は考えにくいです。マーケットが日本だけではなくて世界的に需要があるのが大きな強みです。

死後30年経ちましたが緩やかですが評価額は上がっている傾向です。数千万から数億するような直筆作品が値崩れすることは考えにくいですが、数十万円~数百万円の作品は経済などの影響により下落する可能性もあります。現時点ではそのような兆しは見受けられないので積極的に処分する必要がある場合を除いては手元に置いといてもよい作品かもしれません。

 

当社では「電話」、「LINE」、「メール」で査定を受け付けております。ウォーホルの版画はイレギュラーな作品も多いため、画像をお送りいただけると査定はスムーズになります。

無料の出張査定も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

 

【絵画・美術品買取専門店『獏』へお任せ下さい】