高村光太郎などブロンズの売却は美術品買取専門店獏へお任せください
高村光太郎などブロンズの売却は美術品買取専門店獏へお任せください
はじめに
詩人であり彫刻家の高村光太郎は今から137年前の1883年3月13日に東京で生まれました。1956年に逝去し、没後60年以上経過しましたが人気が高い作家になります。作品自体は市場に出回ってくる機会が少ないため希少な作家といえます。
父は彫刻家・高村光雲で光太郎と比べると作品の流通量は多いです。美術品の買取を行っていますが、日々の売却相談も高村光雲の作品が圧倒的に多いです。
では、高村光太郎の作風や相場について買取専門店の立場から紹介させていただきます。
高村光太郎の作風について
高村光太郎は彫刻の世界だけではなく詩の世界でも一流の作家でした。詩人として北原白秋とも交流があり、当時としては画期的なエッセイ“緑の太陽”を発表するなど、文筆で積極的に近代造型運動を牽引しました。また、彫刻に関しては荻原守衛と共に日本に初めて近代彫刻を導入した功績が残っています。
ロダンに傾倒し影響を受けたと伝えられています。
高村光太郎は人物をモチーフにして「全身」、「顔」、「手」などの作品を後世に残しました。
画像の作品は高村光太郎の手をモデルにして制作されたブロンズです。貧乏でモデルを雇う余裕がなく、自身をモデルにしたそうです。分厚い筋肉に覆われ、反り返った親指が特徴的です。
高村光太郎の買取金額について
モチーフや大きさに異なりますが数十万円~300万円前後が現在の買取相場となります。没後に復刻で制作された作品もありますが、こちらは数万円代の買取となります。
冒頭でも述べましたが高村光太郎のブロンズ作品の流通量は少ないため二次流通の相場は安定しているとは言えないです。そのため、お問い合わせいただいたタイミングで買取できる金額を調べさせていただきたいと思います。
当社では高村光太郎以外の彫刻作家(平櫛田中、平野富山、雨宮敬子、富永直樹、舟越桂、佐藤忠良ほか)も積極的に買取させていただきます。お気軽にご相談ください。