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2020/03/24 ブログ
井上萬二

はじめに


陶芸家・井上萬二は今から91年前の1929年3月24日に佐賀県で生まれました。前田昭博と同じく「白磁」で重要無形文化財(人間国宝)に指定された偉大な作家です。

滑らかで透明感がある白磁で多くのファンをつくりました。白磁に魅了された作家は愚直に理想の白を追い求め、様々な作品を残しています。絵付けが特徴的な有田焼の中でも異色の作家ですが、高い評価を得ています。

具体的な買取金額については美術品買取専門店の立場から、現状の相場をもとに紹介させて抱きます。

 

井上萬二の買取金額について


井上萬二は白磁作家です。一般的な有田焼や九谷焼のような絵付けは無いため作品の種類や大きさで評価が決定します。また、井上萬二の作品は備前や益子のように作品の質感が1点1点異ならないのも、上記のような評価方法が採用されている理由のひとつです。

 

では、具体的な評価方法を見ていきましょう。

評価は2段階で行っており、まずは「本人作」か「工房作」かの判断です。井上萬二の名前が付いている作品はすべて本人が制作している訳ではなく工房で制作している作品もあります。当然、本人作かどうかで評価額が異なりますので注意が必要です。

 

本人作は見分けるポイントは?

本人作の場合はサインは「萬二作」で、工房作のサインは「萬二」となります。サインは共箱(サインとタイトルが書かれている木箱)と作品に書かれていますので確認してみてください。工房作の場合は非常に安価な価格帯での買取となります。

 

本人作の場合は「作品の種類」と「大きさ」で金額を決定していきます。ここでは分かりやすい「作品の種類」で概算価格を紹介します。

 

作品の種類による概算価格(共箱あり・ダメージ無し)

壷・花入→3万~10万円前後

香炉→2万~5万円前後

茶碗→2万~3万円前後

ぐい呑み・酒杯→5千円以下

 

以上が作品ごとの概算価格となります。最終的には「大きさ」を確認して具体的な査定額を決定します。

共箱が無かったり、作品に欠けなどのダメージがあると著しく評価が下がりますのでご理解ください。

 

 

井上萬二の略歴


1929年3月24日に佐賀県に生まれました。生家は窯元でしたが軍人を志し、15歳で海軍飛行予科練習生となりました。戦後は父の勧めで13代酒井田柿右衛門のもとで働き始め、修行7年目の1952年頃に出合った奥川忠左衛門の作品に衝撃を受けて将来の方向性が固まりました。奥川の門下生となり白磁や轆轤(ろくろ)の技術を学びました。1958年に酒井田柿右衛門窯を退社して、県立有田窯業試験場の技官として勤務し始め、その傍らで独自に釉薬の研究などに励みました。1995年に重要無形文化財「白磁」保持者に認定され、後進の育成にも力をいれています。

 

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