東京で山口薫の売却なら

2020/03/31 ブログ
山口薫

山口薫(1907~1968)について


群馬県で11人兄弟の末子として生まれました。県立高崎中学卒業後に東京美術学校西洋画科(現在の東京藝術大学)に入学し、同時期に川端学校でデッサンを学びました。1930年に美術学校を卒業して渡欧し、33年までヨーロッパ諸国を歴遊しました。1950年には村井正誠、長谷川三郎らとともに自由美術協会を離脱してモダンアート協会を設立し、サンパウロやヴェネツィアの各ビエンナーレ展にも出品しました。武蔵野美術学校の講師を経て、1953年以降は東京芸術大学において後進の指導にあたりました。

 

山口薫の作風について


山口薫は様々なモチーフを独特に描いてきました。山口薫を語るうえで、3年間のフランス留学が作風の基礎となっています。留学中のスペイン・マドリッドではグレコやゴヤ、ヴェラスケスの作品に触れたりして、闘牛も見たそうです。牛をモチーフとした作品を多く描く山口薫の原点といえるでしょう。また、フランス留学時代から朱や緑といった色彩が用いられ、すでに<山口薫らしさ>が発揮されています。古代の神話をモチーフにした作品が多く見受けられますが、そのイメージも留学中に得たのでしょう。

 

山口薫の買取金額について


ある程度知名度が出てくるとコレクターに好まれる構図やモチーフが明確になります。コレクターに好まれる作品は必ずしも作家の意図通りとは限りませんが、画商の意向で似たような人気図柄を依頼される事があります。これを「売り絵」と呼び、商業的な立場から見ると評価の判断がしやすいので、取引がシンプルになります。しかしながら、山口薫は良い意味で「売り絵」が存在していないので、1点1点注意深く評価する必要があります。買取金額は油絵と版画で異なりますので、順に説明させていただきます。

 

  • 油絵 

キャンバスに油絵の具で描かれた作品が多いです。作品の内容によって評価が大きく変わりますが、数十万円~200万円前後となります。具体的な金額は構図、サイズ、コンディションにより決定しますので、お気軽にご相談ください。

  • 版画

リトグラフで摺られた作品が多い印象です。原画作品と比べると買取金額に大きな差があります。買取金額は数千円~2万円前後となります。

 

 

鑑定について


油絵などの原画作品は所定鑑定機関である<東美鑑定評価機構鑑定委員会>の鑑定書が必要です。鑑定書が無い場合も査定後に取得できますのでお気軽にご相談ください。