丁紹光(ティン シャオ カン)の作品と買取金額について説明
丁紹光(ティン シャオ カン)の作品と買取金額について説明
はじめに
画家・丁紹光(ティン・シャオ・カン)は1939年に中国で生まれました。1962年に北京中央工芸美術学院を首席で卒業し、他の芸術学校で教授を務めました。1980年にアメリカへ移住し、アメリカ国内で数々の賞を受賞しました。1993年には国連公認アーティストに任命されて世界的な作家の仲間入りを果たしました。
その後は世界的な版画工房であるパリのムルロー工房でリトグラフを制作し多くの作品を制作しました。
丁紹光の作風について
切れ長な目が印象的な人物を直線を多用して描いた画風が特徴です。赤や青などのハッキリとした色合いで描かれた作品はクールな雰囲気を表して、西洋的な家から和風の家まで幅広く飾れる不思議な作品です。
風景だけを描いた作品は少なく、基本的には母や子供をモチーフにしおり生命の尊さを感じられます。
丁紹光が制作した作品は「原画」と「版画」になりますが、市場に流通している95%以上は版画作品です。
絵画・美術品の買取専門店の立場からティン・シャオ・カンの買取金額を紹介します。
丁紹光の買取金額について
「原画」と「版画」では買取金額は大きく異なります。まずは四条で流通する多くの作品を占める版画から紹介します。
「版画」作品の買取価格は1万~3万円前後となります。評価の基準は作品の構図よりも大きさが重要です。小さい作品より大きい作品の方が高価買取しやすいです。
丁紹光の版画作品はここ10年程で評価が下がってきている状況なので、飾っていない方は早めに整理した方が良いかもしれません。
次は「原画」です。丁紹光の原画作品は和紙に岩彩で描かれています。原画作品は版画作品と異なり、図柄・サイズ・制作年代など様々な要素を考慮して査定します。
買取金額は100万~300万円前後となります。
丁紹光は現存作家ですが鑑定が必要となりますが、査定は可能ですのでお気軽にご相談ください。
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情報参考サイト
・MOMA
・文化庁