中田一於(ナカタ カズオ)の作品や買取金額について解説

2020/04/23 ブログ

中田一於(ナカタ カズオ)の作品や買取金額について解説

中田一於

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はじめに


中田一於(1949年~)は石川県出身の陶芸家です。九谷焼で色絵を生業とする家に生まれ、家業を通して陶技を習いました。人間国宝・三代目徳田八十吉に師事し、更なる修練を積みました。その結果、30代で「釉裏銀彩(ゆうりぎんさい)」の技法を確立し、現在では日本陶芸美術協会会幹事長、石川県指定無形文化財技術保存会会員などを歴任するようになりました。

現代九谷焼を代表する作家の1人で、古典的な表現様式と一線を画す方法で確固たる地位を確立しました。

 

中田一於の作風について


「釉裏銀彩」で制作した陶磁器作品は素材と光の美しさを最大限高めることに成功しました。磁器の生地に、銀箔を様々な文様に切って貼り付け焼成を繰り返し、最後に釉薬を施して焼成します。吉田美統が確立した「釉裏金彩」の技法は異なり、独自で生み出した方法になります。

独自の技法を駆使して花器、茶碗、香炉など様々な作品を作っています。

 

中田一於の買取金額について


高価買取のポイントは<模様の細かさ>でしょう。作品のサイズも重要な査定ポイントですが、見た目の華やかさは重要になります。中田一於の作品は銀箔を貼って模様を表現するのですが、細かくなればなるほど労力も技術も必要となります。作家の技術力や熱意が反映されています。

 

買取金額は数万円~15万円前後となります。10万円以上の買取金額が付く作品は「30cm以上のサイズ」と「模様の細かさ」が必要なので、ごく一部の作品に限られます。

一方、サイズが小さかったり、シンプルな模様の作品ですと1万~2万円前後の可能性もあります。
 

当社では「電話」、「LINE」、「メール」で査定依頼を受け付けております。お客様のご都合に合わせて、お気軽にご相談ください。

 

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