吉田美統(ヨシダ ミノリ)の作品や買取金額について解説

2020/04/23 ブログ

吉田美統(ヨシダ ミノリ)の作品や買取金額について解説

吉田美統

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はじめに


吉田美統(1932年~)は石川県小松市出身の陶芸家です。九谷焼錦山窯の三代目で高校在学中から陶芸技法を学び始めました。卒業後は家業である錦山窯で修業し、九谷の伝統的な絵付け等の技法を習得しました。武蔵野美術短期大学の特修生として工芸デザインを学び、技術と表現の裾野を広げ、1968年に加藤土師萌の遺作展で釉裏金彩技法を用いた作品に出会ったことをきっかけに、自らの作陶にもその技術を取り入れました。2001年に「釉裏金彩」で重要無形文化財(人間国宝)に認定され確固たる地位を築き上げました。

 

吉田美統の作風と買取金額について


吉田美統といえば「釉裏金彩」で制作した陶磁器作品が代表作です。
九谷伝統の色絵具をかけた素地を本焼きして地色とし、その上に二種類の金箔を文様に切り取ったものを載せて焼き付け、更に仕上げとして全面に透明な釉薬をかけて焼き仕上げます。このような工程を経て出来上がる作品は蒔絵のような美しさと上品さを兼ね備えています。


鮮やかなグリーン、パープル、ブルーなどの下地と金彩のバランスが印象的で、花器や皿を中心に制作しています。

 

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