加藤孝造(カトウ コウゾウ)の作品や買取金額について解説
2020/04/23
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加藤孝造(カトウ コウゾウ)の作品や買取金額について解説
はじめに
加藤孝造(1935年~)は岐阜県瑞浪市出身の陶芸家です。岐阜県多治見工業高校を卒業後に5代加藤幸兵衛・荒川豊蔵に師事します。2010年に「瀬戸黒」で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されます。美濃地方を代表する陶芸界の巨匠です。
加藤孝造の作風について
加藤孝造は<瀬戸黒><志野><鼠志野><黄瀬戸>などで制作した陶磁器作品があります。有田焼や九谷焼の様な絵付けは無く、理解しやすい華やかさもありませんが、釉薬と造形と火で構成されたシンプルな表現方法は鑑賞者を夢中にさせる不思議な力があります。すべてを表すのではなく、見る人が考える事ができる余白を感じさせます。
瀬戸黒とは、桃山時代に生み出された技法で一度廃れてしまいましたが、人間国宝の荒川豊蔵によってよみがえり、加藤孝造に受け継がれたものです。
加藤孝造の買取金額について
志野焼でも有名な作家ですが、最も評価が高いのは「瀬戸黒」で造られた作品です。特に茶碗が最も高価買取しやすいです。
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