清水卯一(シミズ ウイチ)の作品や買取金額について解説
2020/04/24
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清水卯一(シミズ ウイチ)の作品や買取金額について解説
はじめに
清水卯一(1926年~2004年)は京都府出身の陶芸家です。京焼陶磁器卸問屋を営む家に生まれますが、11歳のときに父が病死したため、家業を継ぐため立命館商業学校へ行きました。14歳で陶芸家・石黒宗麿に師事し、京都陶磁器試験場、京都市立工業研究所窯業部助手を経て作陶生活に入りました。1970年に滋賀県志賀町の蓬莱山麓へ工房を移転し登窯を築窯しました。その場所を蓬莱窯と名付け、そこで様々な作品が生まれました。
1985年には石黒宗麿に続いて二人目となる、「鉄釉技法」で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、名実ともに一級品の作家となりました。作陶の傍ら蓬莱窯を開放するなどして後進の育成にも務めました。
清水卯一の作風と買取金額について
清水卯一といえば「鉄釉」で制作にした陶磁器作品です。
轆轤(ろくろ)挽きによる端正なフォルムと融合させて自身の世界観を造り上げました。
青磁や天目などの作品も制作し、技術力の高さと表現方法の柔軟さを感じます。一般的には窯変天目茶碗が最も評価しやすい傾向です。
清水卯一が制作した作品は多様になりますので、作品画像を頂くと査定がスムーズになります。画像が用意できる方は電話などで詳細をお教えください。可能な範囲で査定をさせていただきます。
点数が多いようでしたら無料の出張査定も行っておりますので、お気軽にご相談ください。