小野珀子(オノ ハクコ)の作品や買取金額について解説

2020/04/25 ブログ

小野珀子(オノ ハクコ)の作品や買取金額について解説

小野珀子

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はじめに


小野珀子(1925年~1996年)は愛知県出身の陶芸家です。父に小野琥山を持つ珀子は幼い頃から陶芸の世界に触れて育ち、1956年から父が経営する琥山製陶所(琥山窯)にて絵付けなどを担当しました。手伝いを続ける中で加藤土師萌の釉裏金彩技法に強い感銘を受け、独学で研究をはじめました。 1970年に九州・山口陶磁展で「釉裏金彩紫陽花文青釉壺」が第一席を受賞し、1992年に佐賀県重要無形文化財に指定されました。

 

小野珀子の作風について


小野珀子といえば「釉裏金彩」で制作した陶磁器作品ではないでしょうか。

釉裏金彩とは、作品に厚さの異なる金箔を貼り、その上から透明の釉薬をかけて焼き上げたものです。焼き上がると薄い金箔は釉薬に溶けたように薄く透け、厚い金箔はくっきりと文様になることで奥行きが表現できます。ただ、温度管理が非常に難しく技術と経験がないと生み出せない作品です。

小野珀子が制作した作品の多くはイエローやブルーで彩られており、造形上のデザインを制限することで見た目の美しさを際立たせています。

 

小野珀子の買取金額について


小野珀子の査定ポイントは「作品の大きさ」です。
陶磁器は大きくなればなるほど失敗のリスクが高まるため、高度な技術が必要になります。その為、大きさというのは買取にあたって重要な査定ポイントになります。

査定の際は画像を頂くのが最もスムーズですが、作品の種類や大きさをお教えいただくだけでも簡易査定可能です。

「電話」、「LINE」、「メール」で査定依頼を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

 

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