伊勢崎淳(イセザキ ジュン)の作品や買取金額について解説
2020/04/27
ブログ
伊勢崎淳(イセザキ ジュン)の作品や買取金額について解説
はじめに
伊勢崎淳(1936年~)は岡山県出身の陶芸家です。伊勢崎陽山の次男として生まれ、兄は伊勢崎満です。1959年に岡山大学教育学部特設美術科を卒業し、父・陽山のもとで本格的に修業を開始しました。1960年に伊勢崎満とともに、半地下式穴窯を復元しました。1978年に岡山大学特設美術科講師に就任し、1998年には岡山県重要無形文化財保持者に認定されました。2004年には数々の功績を認められて、『備前焼』で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。
伊勢崎淳の作風や買取金額について
伝統的な備前焼を受け継いだ作品が伊勢崎淳の特徴でしょう。火襷(ひだすき)、胡麻(ごま)、牡丹餅(ぼたもち)などの技を駆使した作品は歴史の写し鏡で、侘び寂びを感じることができる作品です。金重陶陽、藤原啓、山本陶秀、藤原雄らと共に備前を象徴する作家です。
高価買取のポイントは<黒>です。伝統的な備前焼を黒く染め上げた風貌の作品は評価が高い傾向で、市場にはあまり見かけません。
買取金額は数万円~20万円前後となりますが、小品やシンプルな作品は5万円以下になる事が多いです。
作品の種類とサイズが分かれば概算価格の提示が可能です。画像をお送りいただければ具体的な査定額をご提案できますので、「LINE査定」か「メール査定」をご利用ください。
点数が多いようでしたら無料の出張査定も承っておりますので、お気軽にご相談ください。