高野三三男(コウノ ミサオ)の作品や買取金額について解説

2020/04/27 ブログ

高野三三男(コウノ ミサオ)の作品や買取金額について解説

高野三三男

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はじめに


高野三三男(1900~1979)は東京都生まれの洋画家です。東京高等商船学校に入学しましたが中途退学して東京美術学校(現在の東京芸術大学)に入学しなおしました。しかし、1924年に中退してフランスへ渡り、1940まで滞在しました。滞在中はサロン・ドートンヌなどに出品し、1930年にパリのベルネーム・ジュン画廊にて個展を開催しました。フランス滞在中から二科会や一水会を中心に作品を発表しました。帰国後は日展などの審査員を任されるなど、日本美術業界内でも影響力を有していました。

 

高野三三男の作風について


最も有名なモチーフは「泰山木」ではないでしょうか。

泰山木とは、モクレン科の花で「前途洋々」や「威厳」などの花言葉があります。初夏に大きな白い花が咲き、花からは優しい香りがします。庭木として親しまれています。

高野が描く泰山木は真っ赤な背景の中央に写実的に描かれています。まさに、花言葉通りの風格漂う作風です。

 

また、女性を描いた作品も多く残されています。

 

高野三三男の買取金額について


最も新しい作品でも40年以上経過していますので、ダメージが発生している確率が高いです。最終的には現物を拝見する必要がありますが、お電話等で簡易査定可能ですのでお気軽にご相談ください。