安田育代(ヤスダ イクヨ)の作品や買取金額について解説

2020/04/30 ブログ

安田育代(ヤスダ イクヨ)の作品や買取金額について解説

安田育代

現代アートの買取ならTAPIR

 

はじめに


安田育代(1949~)は大阪府生まれの日本画家です。中学時代に日本画家・菱田春草の「落葉」を観て日本画家を志したそうです。1975年に京都市立芸術大学日本画科を修了し、同年創画会に初入選を果たします。日本橋三越や高島屋を中心に個展を開催し、現在は無所属で活動しています。 

 

安田育代の作風について


最も得意とするモチーフは「女性」でしょう。

京都市立芸術大学在学中から一貫して女性を描き続けて、出産を機に母子像も描くようになったそうです。母子は美術の世界では歴史があるモチーフで偉大な作家が描いていきました。母子とは生命そのものであり、生命の誕生を司る重要な意味が合いがあります。人間にとって最も重要なテーマのひとつでしょう。

 

安田育代が描く人物は古典的な日本画の表現様式を世襲し、輪郭線の使用や平面的な表現などが特徴的です。写真のようなリアリズムで表現するのではなく、あえて二次元の枠組みで表現することにより、生命の尊さと美しさを現実世界から切り離した高尚なものとして位置付けしているのではないでしょうか。

 

安田育代の買取金額について


日本画全般に言える事ですが、背景に金箔やプラチナ箔などの素材が使用されていると評価が上がる傾向です。正方形の金箔を貼った後が特徴的です。全体的に華やかさが増して作品の価値を格上げします。安田育代の作品も同じような傾向です。

査定の際は作品画像(全体図・サイン部分・共シール)をお送りいただけると具体的な査定金額をご提案しやすいです。すぐに画像が用意できない方は作品の詳細だけでも簡易査定は可能です。

当社では「電話」、「LINE」、「メール」で査定依頼を受け付けておりますので、ご都合に合わせてお選びいただけます。お気軽にご相談ください。

 

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