國司華子(クニシ ハナコ)の作品や買取金額について解説
2020/05/02
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國司華子(クニシ ハナコ)の作品や買取金額について解説
はじめに
國司華子(1960~)は東京都出身の日本画家です。東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業後、同校の大学院へ進みました。1990年に院展で初入選を果たし、東京日本画新鋭選抜展 (大三島町立大三島美術館) 特別賞受賞、再興第90回院展の日本美術院賞大観賞受賞・天心記念茨城賞受賞など実績を重ねます。2001~2002年にはニューヨークとフロリダで展覧会を開催し、2010年にはロシアの国立美術館での展覧会参加など活発な活動を続けています。現在は東京芸術大学の保存日本画研究室で准教授として後進の育成に務めています。
國司華子の作風について
卓越した色彩感覚と空間構成に定評があり、主に人物や猫を中心に描かれている作品が多い印象です。対象物は具象的に描かれていますが、背景や付属品は重力の概念から逸脱した自由に配置されています。人は日常生活で目にしない風景に違和感を覚えるのが普通ですが、國司華子の作品は不思議と受け入れることができます。それはバランス感覚に優れた感性を持ち合わせているからでしょう。
國司華子の買取金額について
現在も活躍している作家ですので将来性も加味しますが、ベースは現在の市場評価となります。人気が高い作家のため、しっかりと査定させていただきます。
当社では「電話」、「LINE」、「メール」で査定も承っておりますので、お客様のご都合に合わせてお選びください。作品の画像(全体図・サイン部分・共シール)をお送りいただけると具体的な査定額をお伝えできます。詳細をお教えいただければ概算価格のご提案は可能ですので、お気軽にご相談ください。
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